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天鳳における半荘と東風の違い

半荘と東風がどう違うかという話はよく聞きますが、

戦術的な考察以前に天鳳での違いの話を。



0.前提

まず、天鳳が到達段を競う空間であるというのはそれほど異論はないと思います。

もちろんそれ以外の目的でやるのは個人の自由ですが、

段位を上げたいと言った時の段位は安定段、収束段ではなく見かけ段である場合がほとんどですし、
なにより天鳳位というゴールがタッチ制となっています。

よってここでは到達段という観点で天鳳の考察を行います。



1.確変幅

まず大きな違いとなるのがptが1.5倍となっている点

これは到達段という観点から見ると相当な違いとなります。

一見時間的に2倍以上かかる半荘がpt1.5倍というのは、
半荘の方が効率が悪く感じるかもしれませんが、

天鳳で到達段を上げる場合は確変が必ず必要になるため、
確変を引いたときにその波の幅を大きくする必要があります。


簡単な例として、
1234位を均等に取る打ち手が分布通りに八戦する時、
すなわち11223344と分布する場合を考えます。

24312314 等の並びとなる訳ですが、これで最高到達点を作ろうとした場合、
11223344と言う並びになるのがベストです。

そして当然ですが、この時の最高到達点は鳳南7段なら90+90+45+45で270、鳳東だと同様に180ptとなって、
到達位置に差が出ます。
最終位置は共に7段原点ですが、到達位置に差が出るという点が長期間で到達段にかなり大きな違いを生みます。

東風の方が2倍近い試合を打てるという点を考慮しても、
試合数にもよりますが大体1.3倍ほど到達段が伸びることになります。

簡単に言って、鳳南だと収束段位の±2 鳳東だと±1.5 動くと考えると楽でしょうか。

七段の人は 鳳南では5~9に、鳳東では5.5~8.5に分布することになります。
(もちろん一様ではない。±2なんてごく少数、半数以上は収束段に在位します。)



2.七段到達者の実力

また、同じことが特上卓にも言えることで打ち手の平均的な実力に多少の影響が出ます。

つまり、見かけ七段の打ち手中の安定6以下の割合がかなり違うということです。

極端な話、特南5段でも7タッチは可能ですが、特東5段だとかなり厳しいという点で、
安定でない七段層の平均実力がかなり変わります。

これはほぼ予想の域を出ないですが、分布から推測して安定段+0.3くらいは違うと思っています。

ただ逆に言うと、0.3しか違いません。

この点を取り出して鳳南は雑魚と言う評価をする人がいますが、
単純にそういう5段クラスで鳳凰に来ている少数の打牌が目立っているだけで、
そういう人を観戦などで見かけるのと違って実際に同卓するのは少数で、
しかも同卓時に必ず勝てるという競技ではない以上、
安定して鳳凰にいる人には大きな違いを生む要素ではありません。



3.実力差が着順差になる確率

最後の違いは局の長さです。

局の長さによって戦術を変えなければいけない等の考察もありますが、
それ以上に、技術に差があった場合にその差が表れるような牌山に出会う試行が2倍あるのは大きいです。

安定段への影響は7段からの距離を1.2倍にしてくれる程度でしょうか。

鳳東8段なら鳳南8.2段
逆に
鳳東6段だと鳳南5.8段

という感じになります。



4.結論

こんな違いを考慮して到達段をみてみると、


鳳東で安定8段を考えた時、この層は見かけ6.5~9.5段に分布します。

これと同等の層の鳳南の打ち手を考えると、

局が長くなったことによって、平均層7からの距離1.0が1.2倍になって8.2段

七段の実力差からの変化で8.5段

よってこの層は6.5~10.5段に分布します。


こんな感じで考えると、鳳南の方が打ち手の数がかなり多いことも合わせれば、
鳳南でギリギリ天鳳位が出て、鳳東でギリギリ十段が出ない理屈が説明できますね。



ただこの考察には一つの大きな落とし穴があります。

それは到達段という点は下に向かってという意味にもなるという点。


この考察だけ見ると、

鳳南なら1,2段上の段位が出せるんだ~


と言えるような気がしますし、

事実鳳東は+1,2段の実力なんて言われ方もしますが、

そんなことはありません。分布の中心はそこまで大きく変わらない。


では何が起こっているかと言うと、

半荘だと実力より2段下に分布される人が多くいる。だからこそ、その分上に行く人がいる

ということです。


到達段を上げたいなら間違いなく半荘が有利ですが、逆に実力より遙かに低いみかけ段位で1000試合うろうろする可能性があるという。

しかも世間はそれを実力と認知してしまいますw

まあギャンブルですねw
半荘の方が時間がかかるからなおさら。

安定段と違って、
この到達段というブレは収束に相当な時間がかかるため、

つかなかったらそれまで。

いつかは収束するから収束まで打てばいいって話じゃないです。
5000試合とか打っても+1段の確変が引けない不幸が起こりえるから怖い。


まあ結局何がいいたかったかと言うと、


鳳南の方が楽なんてことはなくて、

単に鳳南の方がギャンブルになってるだけって話です。


+2段に到達できて鳳南楽園じゃねーかって言われてる裏で、

-2段をうろついている人がいることを忘れないで上げてください。


という話。


追記

誤解を招く恐れがある記述があったため、補足記事を上げました。
よろしければご覧ください。

http://g3gussan.blog64.fc2.com/blog-entry-49.html


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八段


八段に降段してしまいました。


まあ不調でしたが、長期間打ってれば引いて当然の不調なので特別ついていなかった訳ではないです。

不調を引いても九段を維持できる実力なんてある訳ないのでしょうがないですな。


ちなみに落ちて気づいたんですが九段0/3600ptって九段なんですね。
てっきり落ちると思ってましたw


九段総括ですが、

維持試合数608 九段内安定段8.02 鳳卓全体安定段9.21

ということで一応数字上の目標はクリアできました。
というか200戦持たないと思っていたので意外。

九段全試合を八段で打っていたとしても八段原点からは下がっていないので、
もう一度九段を目指して頑張ります。


天鳳の段位は、

「2段下まで落ちずに複数回昇段した段位」
「最高到達段位-1」
「1000試合維持段位」


のうち最高値を取ってくるのが手っ取り早い実力比較にはいい感じなので、
(このことに関する記事はのちほど書くかもしれません)

例えば同じ九段到達者でも、
7-8-9-8-7-8-9と推移した人は8
7-8-9-8-9と推移した人は9
が信ぴょう性のある段位になります。

ということで別にこんな比較法は浸透してないしこだわってもアレな部分ではありますが、
七段に落ちることなく九段再昇格して確変じゃない九段を名乗れるよう頑張ります。


と、ここまでは実戦の話なのですが、
僕がコラムを書かせていただいている麻雀一番街の麻雀大学に、
なんとネマタさんがコラムをもつことになりました。

詳しい話は街に行ってみればわかりますので省きますが、

とりあえずみーにんさん、ネマタさんという麻雀戦術や研究の面での超大物が麻雀大学に名を連ねることになってしまいましたw

こんなとこに並ばせてもらう以上、

自分程度が頑張ったところで並ぶに値する記事を書けるかはおいておいて、

打ち手やってる場合じゃない。
と思いつつも麻雀楽しいから打っちゃっていつも書く書く詐欺なんですが、

記事更新の方も頑張りたいと思います。


お付き合いいただける方はよろしくお願いしますねということで今日はこの辺で~


最後に、今週土曜5/28の20:00~

麻雀一番街 vs げんたろ帝国 対抗戦

詳細
http://dora12.net/modules/pico/vsgentaro.html


を開催します。

出場登録は終了していますので出場は難しいかもしれませんが、
(それでも補欠で登録してほしいという方いましたら申し出てください)

当日は配信を行う予定ですのでお気軽にお越しください~

ではでは


差し込み・アシスト考察 -2-

間があいてしまいましたが差し込み考察の続きです。

前回記事はこちら
http://g3gussan.blog64.fc2.com/blog-entry-38.html


前回のまとめとしては、

自家の和了で上の着順を目指せず、下家が鳴き手と確定した場合、
こちらも鳴ける好形手やすでに好形のイーシャンテンでない限りはアシストに回るべき

(自家が好形の2向聴ですらアシストの方が早い)

という結論でした。

ではそれを踏まえて、細かい場合分けに入ります。



②下家が鳴き手かわからない

下家が鳴き手かわからない時について考えます。

これは一般化が非常に難しいので、正直僕自身もわからない部分が多いです。
フーロの挙動等を解析中なのでそれによって分かってくるかもしれません。
ですが、おおよその基準を推測することは可能なのでそれを記します。


/// 計算 ///

全家和了率を、
自家:アシスト対象:競争相手:無関係他家
で表します。(単位は%)

面前、鳴き含め差し込みまで行うとして、

自分が下にアシストし、下家が鳴き手の時の全家和了率を、
0:40:20:25とし、流局は無視します。
(鳴かせた相手の手の進み、競争相手以外への差し込みを考慮)

自分が下にアシストし、下家が鳴き手でなかった時の全家和了率を、
0:30:25:30とし、流局は無視します。
(競争相手以外への差し込みを考慮)

下家にフーロ手が入る確率を30%とすると、
競争相手の平均和了率は大体23%
これは全員が和了を目指した場合の平均より少し高いくらいです。

/// 計算終わり ///


このくらいの仮定で平均より少し高い程度と言うことなので、

自家の和了率が平均より高い(22%を超える程度)と判断したなら文句なく自分の和了を目指す
逆に自家の和了率が平均より低いと判断したら下家の鳴き手が確定していなくとも下にアシストに回る。

と考えることができます。

ちなみに前述の通りどのくらいの手牌が平均的なのか?と言うのは難しい話で、
感覚的にこうかな?なんていうことはできてもデータなんて全く持っていません。

しかし大事なことは、
麻雀は境界線上の判断は成績にあまり影響しないことであり、
要するに微妙なラインの手牌を正確に判断する必要はありません。

明らかに和了率が平均より下回りそうな手牌の場合にアシストに回るだけでも、
技術としては非常に有用になりますのでそれで十分です。



③差し込むことで自分の着順が落ちる可能性がある場合

例えば2位と6000点差の1着の場合、差し込みでは着順が落ちる恐れがあります。
この場合にアシストを行うかの判断です。

とりあえず今までの判断基準上では自家の和了より差し込みが早いと判断できるとします。
そうでなければ自家和了を目指せばいいので。


この場合ですが、まず「着順が変わる恐れがあるため差し込めない」という考えは間違いです。

麻雀はパーセンテージゲーム(確率的に有利な方を選ぶが、それが必ずしも結果論的な正解とはならないゲーム)であるため、
競争相手の和了による逆転と、アシスト相手に刺さった場合の逆転のどちらが少ないかを比べるべきになります。

要するに
アシストしたせいで着順が落ちてしまう確率 < アシストしなかった場合に着順が落ちてしまう確率
であるならば、
例え着順が返る確率があろうともアシストを行うべきという考えになるということです。

それを踏まえて差し込みの種類それぞれに対しての比較を行っていきます。


○リーチに対して差し込む

まず考えることは、跳満に刺さってしまう確率は競争相手が上がる確率よりはるかに小さいことです。

よって競争相手と8000~11000差あたりなら即差し込みます。(即といっても一発順は回避すべきですが)
一応11000~12000の間のみ、競争相手の満ツモでも返らないが跳直で返るので差し込みを控えますがレアケースなので意識しなくてもいいです。

さらに競争相手が親なら、降りてもこの局で決まらない(連荘時に再度25%で逆転される)ためかなり差し込み有利になります。


また留意すべきなのがリーチ者のリーチの意味です。

リーチ者が何点挙がっても着順が同じ(和了トップ等)なら、
リーチ以外に出上がりが利く役がない可能性が非常に高いです。

平和があればダマる他家のリーチでは、
満貫において相当頻出となる「めんぴんまるまる」の7700がありません。
跳満率もかなり減少していますからどんどん差し込みましょう

さらに競争相手の状況にもよりますが、
5200~8000あたりの差(マンガンに刺さると返ってしまう)であっても競争相手が早そうであれば、
リーチドラドラの5200までに賭けて差し込みにいくのは有効な場面が稀にあるので意識しておいてください。


○鳴き手に差し込む

これはドラの枚数を見れば打点はある程度見えますのでそこで判断します。

もちろん前述の通り
競争相手の和了よりも低確率の放銃(以下事故と呼ぶ)でなら着順が落ちても良い
ということになるのでそこを意識します。

ではどの程度を事故とみるかですが、

ドラが残り4枚なら、内3枚をアシスト対象が持っているというのはほとんど事故として処理していいですし、
晒した牌によっても(例えば3フーロの晒しにドラなしなら)
場にドラが全生きだったとしてもアシスト対象の手牌残り4牌中3牌がドラである事態は事故です。

このような打点判断の基準ですが、
基本的には
使えるドラの1/3は持っている確率が高く、
1/2を超えて持たれるのは事故と見て良い

と考えます。

例えば
6500以内差の競争相手(メンピンツモ裏で返る)がいるときに、
5枚ドラが使えるタンヤオ相手に7700は事故だと思って3900に差しにいくことは有効な戦術になります。


また打点がフーロ役にも左右されることを意識してください。

ヤオチュードラ時のクイタン
赤やドラが使えないメンツを複数必要とする食いイッツーや食い三色

など3900すら事故と思っていい場面があります。

例えば競争相手と2200差となると競争相手に逆転される確率も飛躍的に高まりますから、
ドラヘッド 赤赤はしょうがないとみて、
2000点に打ちにいくべき場面はかなりあります。

罰符で返ってしまう点差では自分で手を作ると押しを強制されるので、
和了の見込めない手から外せないテンパイを目指すより、
3900は事故と思ってアシストに回る方がはるかにラス回避率が高くなります。

この辺はいきなり実戦に組み込むのはちょっと難しいですが、
とりあえず刺さって逆転されてもいい場面がある
という意識だけは持っておくといいと思います。


また相手が鳴き手の場合は聴牌率による放銃率の低下も判断要素となります。

ようするにリーチと違って張っていない可能性があるため、
放銃率が低下すると言う話ですね。

どの程度張っているかの判断は前述同様別の研究内容であるので、
ここでは簡単な例だけを挙げます。


例えば競争相手と3000差で、下家1フーロの時、

ここで1フーロの下家が張っていてかつ3900
というのは事故と思っていいことになるのでアシストに回ります。

特に、
自分が降りてしまうと自家と下家の和了率が共に低下してしまい、
競争相手の和了率がかなり上がってしまう

という点は意識すべきです。

そして、アシスト対象が赤入りで鳴くなど3900の可能性ある聴牌気配になったら降り
(ここで降りても2フーロでのテンパイ率からある程度下家の和了は期待できるため、競争相手の和了率はそこまで上がらない)

アシスト対象の鳴きが安手濃厚ならそのまま刺しまで面倒

といった考え方ができます。


このような戦術(2フーロまで鳴かせてオリ等)が有効になる場面は多いですから意識してみるといいと思います。



④自分が上の着順を狙える場合

自分にも狙える上の着順があり、かつ下も近い場合です。
この場合は単純に自分の着順上昇をどの程度見込めるかで判断します。

この場合重要になるのが、点差だけでなく自分の手牌と相談しなければいけないことです。

和了率なんていけそうな手でようやく30%程度ですから、案外逆転率は高くなく、
故に自然に狙える打点で逆転できないならまずアシストに回る方が有利となります。


例えば、1位と4000差、3位と7000差の2位だったとします。
点差的にはかなり上を狙いたいところですが、
メンピンツモや3900出上がりで返らないため手牌によっては逆転が難しい。

そして注意したいのは相手の和了率は25%で平均打点は6000ではない点。
こっちがクズ手だと自分の和了率や打点が下がる分3位の打点や和了率があがってしまっている点です。

こっちがクズ手なら40%近く逆転される可能性があり、こっちの逆転率は10%も無いでしょう。
この場合は点差ではトップの方が近くてもアシスト有利になってしまいます。


ただしこれらの判断は難しい局面が多くなってしまいます。
その際大事になるのは、前述の通り境界線の判断はどっちでも大差ない事を意識することですので、
明らかにアシスト有利な状況を見逃さなければ大丈夫です。



以上で差し込みに関する考察を終わります。

解析ソフトで統計取ってく記事をあげる前に記事書く練習でもしようかと書いてみたら長くなりましたねw
結構マニアックな話で申し訳ないですが読んでくださった方ありがとうございました~

よろしければ次回もということで今日はこの辺で


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